スイフトスポーツ(ZC33S)で全日本ダートトライアル選手権SA1クラスに参戦、シリーズチャンピオン獲得を目指して頑張ります!

2007年11月

JAFカップ@京都 車載カメラ(決勝)

JAFカップ決勝の車載カメラ映像です。

第一ヒート。
タイヤは185/60-15の73R、エアはF2.0/R1.9、ファイナルは4.785です。


公開練習の方でも書きましたが、コスモスパークは回りこんだコーナーが多く、DC2の4.785ファイナルでは1速か2速か微妙な速度レンジになります。会場でもギヤの使い方に就いては何人かに質問を受けたので、僕の場合を簡単に解説しておきます。

コース前半、1コーナーは1速。八の字は全部2速。八の字のクロスする部分を抜ける左右とも角度がタイトで、ここを2速で上手く抜けるためには、出来るだけ姿勢を乱さず余計な抵抗を生じさせないような丁寧な走りが要求されます。

コース中盤、ストレートから奥のコーナーは2速、奥のコーナーから帰りのストレートに出てくるコーナーへはブレーキングはしますが2速のまま。帰りのストレートから高速右コーナーはブレーキングから3速のまま。真中ストレートに折り返す右鋭角ターンは1速。第一ヒートでは高速右を抜けてからのブレーキングが遅れたため、右鋭角ターンはオーバースピードで進入。それなりにリカバーしましたが失敗でした。

コース終盤、真中ストレートから奥のコーナーは2速。高速右コーナーから今度は左直角コーナー(杉尾ガレージコーナーでしたっけ?)へは、進入でのブレーキングで2速に落とします。最終コーナーはブレーキングから2速のまま入って、奥でもう一回ブレーキングして1速に落として回り込み、立ち上がってゴール。第一ヒートでは最終コーナーもいまいちな感じでしたね。

第一ヒートのタイムを見ると、前半はブッチギリのベスト、後半はミスもあって五番手タイム。ただし後半でのタイム差は少なく、前半の貯金が大きく物を言ってのベストタイムでした。


第二ヒート。
タイヤは185/60-15の85R、エアはF1.9/R1.8です。


基本的な走り方は第一ヒートと同じ。第一ヒート終了後に路面補修が入り、八の字区間ではクロスする部分を中心に砂利が戻されましたが、他はドライ路面。

第一ヒートでは失敗した帰りのストレートから真中ストレートへの折り返しも、今度はまあまあな走り。少し窮屈なラインになってサイドで補助を入れてしまいましたが、本当はサイドなしで回りたかったところです。また最終コーナーもベストとは言えないまでもそこそこの走りでまとめました。

第二ヒートの区間タイムでは前後半両方ともベスト。特に、前半の八の字回りは砂利を戻したこともあって、ドライタイヤでは少々グリップ不足でしたが、そこを丁寧に走って前半ベストを取れたのが勝因だったと思います。

八の字回りは、もし4.400ファイナルなら1速を多用するし、4.900ファイナルなら2速のままで迷いなく行けるのでしょうが、4.785だと最初のクロスする部分はコーナーの角度が鋭角で2速はツライ。

また八の字の外周オーバル部分も、グッと回りこんで行く最後の部分が2速ではちょっとキツイ。しかし丁寧に走れば2速でガマンして走った方が速いと思います。

奥から帰りのストレートに出てくるコーナーも2速ではちょっとつらいかもしれませんが、ここも上手く走れれば2速でしょう。

以上、ご参考まで。

JAFカップ@京都 車載カメラ(公開練習)

遅くなりましたが、JAFカップの公開練習の車載カメラ映像です。

まずは公開練習一本目。
タイヤは185/60-15の73R、エアはF2.0/R1.9、ファイナルは相変わらず4.785です。


今回JAFカップに参加された方は分かると思いますが、グレーの砂利の部分は普通とは違うグリップ感で、あまり横に流れず車がイン側に入ってしまうため、一本目は全体的にイン側が詰まり気味の走りになりました。特にコース奥に向かうストレートに出て行く右から左のS字の進入と、コース後半の最終コーナーはイン側が苦しくなってしまい、アクセルを踏み切れずいまいちの走り。それ以外は思ったよりもフロントがイン側に入ったものの、そのまま踏み切ってクリアしたのでまずまずでしょうか。


公開練習二本目。
タイヤは同じ73Rです。


二本目はある程度砂利の履けたラインが出来つつありましたので、特にコース後半はその部分をトレースするような実戦的な走りを意識しました。また、グレーの砂利の部分は一本目で感じた特殊なグリップ感を考慮して、ちょっと走りのイメージを変えて臨みました。感覚的なものなのでなかなか言葉では表現が難しいのですが、あまりスライドさせずにアンダー気味に走るイメージ。このイメージで上手く走れたので、翌日の決勝に繋がる良いフィーリングで公開練習を終われたと思います。

DC2でファイナル4.785という一般的なセッティングだと、コスモスパークの回り込んだコーナーでのギヤの使い方、つまり1速に落としてガンガン回すか2速でガマンするかは、人によっては悩む所だと思いますが、僕が公開練習のコースで1速を使用したのは1コーナーと最終コーナーの後半だけです。

別途決勝の映像をUPします。

JAFカップ@京都 決勝結果

イメージ 1

遅くなりましたが、JAFカップ決勝の結果です。

日曜日も晴れたり曇ったり、昼の慣熟歩行時にパラパラっと通り雨が降りましたが、路面状況には全く影響なく、第二ヒートは各クラスとも基本的にドライタイヤでの勝負となりました。

何かと悪い噂が先行気味のコスモスパーク、心配されたコースの荒れ具合ですが、第二ヒートもホイールや車にダメージが及ぶような箇所はなく、ランサーなんかに比べると脆弱なDC2でも、特に問題なく全開アタック出来ました。その辺は後日車載カメラの映像でもご確認いただけると思います。

さて、競技の方ですが、決勝では写真のコース図の通り、後半の外周部分以外は前日の公開練習では使っていない路面で砂利砂利。ということで、N1クラスは第一ヒートはウェットタイヤでの走行。

ちょっと独特なグリップ感の路面だったのですが、そのあたりは前日の練習走行で確認済みなので、路面に合わせた走り方にアジャストして走行。結果は中間ベストながらも後半は少しミスあり、なんとか前半の貯金でしのいでベストタイムでした。二番手、三番手には、U野&O川の地元近畿勢が付け、やはり予想通りの展開。

第二ヒートはドライタイヤでの勝負となりましたが、前半は路面整備が入って砂利を戻した部分もあり(八の字のクロスする部分)、ドライタイヤでは丁寧な進入を心がけ、アクセルワークもちょっと我慢が必要な感じ。八の字を抜けたらあとはドライタイヤがバッチリで、気持ち良く踏んで、しかし回り込んだコーナーでは丁寧にインを外さないように注意してゴール!

結果は、ベストタイム更新でJAFカップ優勝!見事、全日本シリーズとの二冠達成となりました。応援ありがとうございました。

シュースポーツはY村さんがN3クラスを制覇、こちらも全日本との二冠達成、SC3クラスはN羽さんが制して、計3クラス制覇となりました!いやぁ、良かった良かった♪

ちなみに、N1クラス二番手は086のM田選手。第二ヒートもウェットタイヤを選択しての走行で、もしドライタイヤだったら…というところ。近畿勢は三位にO川選手、四位にU野選手と、やはり彼らが上位に入ってきました。

これで大雨の全日本での最下位の悪いイメージを払拭し、コース攻略方法やタイヤとのマッチングに関しても自信が持てましたので、来年の全日本に向けても良い準備が出来たと思います。

車載カメラの映像は後日公開予定です。お楽しみに。

※参加された選手の皆さん

帰ったら車の下回りを中心に良く洗車しましょう。埃対策で路面に色々撒いてありましたので、それをキレイに洗い落とさないと、数日後にびっくりするくらいあちこち錆びてきます。

JAFカップ@京都 公開練習

イメージ 1

いよいよJAFカップダートラが開幕しました!

今日の京都コスモスパークはまずまずの天気で、公開練習は写真のようなショートコースを二本走行しました。

N1クラスは僕がベストタイムで約51秒。二番手はコンマ五秒差で086のM田選手。そして三番手に付けたのは近畿のT田さん!う~ん、やりますねぇ。T田さんとは僕が初心者の頃からの知り合いなのですが、今回は20年来の夢をかなえてのJAFカップ出場ということで、明日も良い走りが出来るように頑張って下さい!

今日の公開練習では地元近畿の地区戦上位勢が不参加だったため、明日の本番ではコスモスパークを走り慣れた彼らも強敵になると思われます。また、全日本シリーズ三位のH上選手も本日不参加ですが、明日の本番ではやはり怖い存在になりそうです。

最近どうも近畿のコースで開催されるダートラとは相性が良くないので、明日は勝って気分良く今シーズンを締めくくりたいですね。

コスモスパークでは携帯が圏外になるため、いつものように速報をお届けすることが出来ませんが、明日の夜には良い結果をレポート出来るように頑張ります!

プレイドライブ・復刊アンケート

我らがプレイドライブ誌が休刊となって久しいですね。

やはりなくなってみると寂しいですよね。実際、練習会の予定や、他選手の動向(例えば来シーズンは誰がどのクラスに行くとか、誰はラリーのスーパー1500で車を作り始めたとか)なんかも分からないし、また個人的にも、今シーズンせっかくチャンピオン獲ったというのに、その模様やチャンピオンインタビューがプレイドライブ誌に掲載されないというのは非常に残念です。

芸文社さんでは現在プレイドライブ誌の復刊に向けてアンケートを実施していますので、ラリーやスラローム系モータースポーツを愛する皆様におかれましては、是非アンケートへのご協力をお願い致します。

http://playdrive-web.com/index_main.html

一日も早いプレイドライブ誌の復刊を願っております。
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