JAFカップ決勝の車載カメラ映像です。
第一ヒート。
タイヤは185/60-15の73R、エアはF2.0/R1.9、ファイナルは4.785です。
タイヤは185/60-15の73R、エアはF2.0/R1.9、ファイナルは4.785です。
公開練習の方でも書きましたが、コスモスパークは回りこんだコーナーが多く、DC2の4.785ファイナルでは1速か2速か微妙な速度レンジになります。会場でもギヤの使い方に就いては何人かに質問を受けたので、僕の場合を簡単に解説しておきます。
コース前半、1コーナーは1速。八の字は全部2速。八の字のクロスする部分を抜ける左右とも角度がタイトで、ここを2速で上手く抜けるためには、出来るだけ姿勢を乱さず余計な抵抗を生じさせないような丁寧な走りが要求されます。
コース中盤、ストレートから奥のコーナーは2速、奥のコーナーから帰りのストレートに出てくるコーナーへはブレーキングはしますが2速のまま。帰りのストレートから高速右コーナーはブレーキングから3速のまま。真中ストレートに折り返す右鋭角ターンは1速。第一ヒートでは高速右を抜けてからのブレーキングが遅れたため、右鋭角ターンはオーバースピードで進入。それなりにリカバーしましたが失敗でした。
コース終盤、真中ストレートから奥のコーナーは2速。高速右コーナーから今度は左直角コーナー(杉尾ガレージコーナーでしたっけ?)へは、進入でのブレーキングで2速に落とします。最終コーナーはブレーキングから2速のまま入って、奥でもう一回ブレーキングして1速に落として回り込み、立ち上がってゴール。第一ヒートでは最終コーナーもいまいちな感じでしたね。
第一ヒートのタイムを見ると、前半はブッチギリのベスト、後半はミスもあって五番手タイム。ただし後半でのタイム差は少なく、前半の貯金が大きく物を言ってのベストタイムでした。
第二ヒート。
タイヤは185/60-15の85R、エアはF1.9/R1.8です。
タイヤは185/60-15の85R、エアはF1.9/R1.8です。
基本的な走り方は第一ヒートと同じ。第一ヒート終了後に路面補修が入り、八の字区間ではクロスする部分を中心に砂利が戻されましたが、他はドライ路面。
第一ヒートでは失敗した帰りのストレートから真中ストレートへの折り返しも、今度はまあまあな走り。少し窮屈なラインになってサイドで補助を入れてしまいましたが、本当はサイドなしで回りたかったところです。また最終コーナーもベストとは言えないまでもそこそこの走りでまとめました。
第二ヒートの区間タイムでは前後半両方ともベスト。特に、前半の八の字回りは砂利を戻したこともあって、ドライタイヤでは少々グリップ不足でしたが、そこを丁寧に走って前半ベストを取れたのが勝因だったと思います。
八の字回りは、もし4.400ファイナルなら1速を多用するし、4.900ファイナルなら2速のままで迷いなく行けるのでしょうが、4.785だと最初のクロスする部分はコーナーの角度が鋭角で2速はツライ。
また八の字の外周オーバル部分も、グッと回りこんで行く最後の部分が2速ではちょっとキツイ。しかし丁寧に走れば2速でガマンして走った方が速いと思います。
奥から帰りのストレートに出てくるコーナーも2速ではちょっとつらいかもしれませんが、ここも上手く走れれば2速でしょう。
以上、ご参考まで。