先日の全日本ダートラ第4戦の車載カメラ映像です。


コースレイアウトは写真の通り砂川らしいハイスピードコースでした。


コース図

まずは第1ヒート。 タイヤは74R。




スタートからコース下段の途中までは2019年のJAFカップと同じレイアウトだったのですが、その時のPN2のイメージで走ってしまったためJD5クラスの路面とSA仕様のパワーでは全く攻めが足りなかったので、この辺は第2ヒートで要修正。 上段に登って左ターンも進入スピード抑え過ぎでした。 その後はまずまずの走りでしたがやはり前半が遅すぎて結果は10位。


前半セクションを第2ヒートではしっかり攻めの走りをすることをイメージして昼の慣熟歩行に向かいましたが、路面状況を確認したところ4つのコーナーで路面が大きく掘れてベストラインでは走れない状態で、その辺りの対応がポイントになってくるかなと予想していました。 実際第2ヒートが始まると前半クラスではタイヤバーストやサスペンショントラブルに見舞われた選手もいて、問題の箇所がJD5クラス出走時にどうなっているのかは実際走ってみないと分からない状態。 ちょうどスタート時に雨がパラつきましたが路面状況には影響ない程度でした。


そして第2ヒート。 タイヤは88R。

 



前半セクションは攻めの走りに修正し、路面の掘れた2つのコーナーはラインを変えて対応して中間計測は4位。 第1ヒートいまいちだった上段に登ったところの左ターンも修正。 次のストレートエンドの右ターンは予想よりも路面が荒れていたため、通過時にマシンが大きく跳ねましたがどうにか無事にクリア。 最終セクションに入る右コーナーで大きく掘れた部分を避けるアウト側のラインを通ったものの、ギャップを通過した際にリヤが大きく流れバタバタ、なんとか立て直して次の左コーナーをクリア、しかし完全に失速して大きくタイムロスしてしまったため結果は9位に終わりました。


GPSロガーのデータを確認したところ、問題の最終セクションで約1秒タイムロスしていたので、もう少し横Gを消した状態でコーナーに進入出来れば良かったかなと思いますが、結果的には非常に痛いミスになってしまいました。


今シーズン4戦を終えて、タイヤ選択ミスやサスペンショントラブル、今回の荒れた路面への対応などで、なかなかSA仕様のスイフトの持っているスピードを結果に繋げられない戦いが続いていますが、予定されている残り2戦ではしっかり結果を残せるように引き続き全力で頑張ります!