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NSXでダートラをやっていて一番の不満は、ほとんどのコースでギヤ比が合わないことです。2速でパワーバンドを外れ気味になってしまうコーナーが多く、元々の車の性格とも相まって非常に難しいコントロールを強いられます。僕が使っているファイナルギヤは、一般に市販されている中では一番低い4.429というギヤ比のものです。ちなみに純正は4.000、タイプRは4.235です。

SAならクロスミッションを搭載することも可能ですが、市販されているものでは4~6速のクロスミッションはあるのですが、残念ながらダートラでは1~3速しか使わないので、これでは意味がありません。

クロスミッション以外の対策として、逆にファイナルギヤを4.000や4.235といったギヤ比の高いものにして、コーナーで1速を多用するという手もあります。ただ、その場合コーナリング中に2速と1速の間でのシフトダウン&アップの操作が必要になる場面が増え、4WDやFFと違ってステアリング操作の忙しいNSXでは、余計にコーナリング中のマシンコントロールが難しくなる恐れがあります。

とりあえず4.235のファイナルギヤで一度テストしてみようかなと思っていたところ、某所から4.642のファイナルギヤセットが数量限定で販売されているとの情報を得て、ギリギリのところでこれを入手することが出来ました。(僕が問い合わせた時点で残り2セット!)

という訳で、NSXに4.642のファイナルギヤセットを組み込んで、従来使用していた4.400から約5%のローギヤ化となりました。これまで一般道を普通に走っただけですが、数値的には5%ながら体感的にはかなりローギヤ化が効いている印象です。これで計算上はほとんどのコースでギヤ比の不満は解消されるはずなので、早く実際にダートラ場を走って確認してみたいですね。