イメージ 1


先週末、イタリアのシシリア島で開催されたIRC第五戦タルガフローリオで、クレイグ・ブリーンがドライブするプジョー207S2000がコースオフしガードレールに激突、コ・ドライバーのギャレス・ロバートが死亡する事故がありました。あらためてモータースポーツの危険性を認識させられた次第です。


クローズドコースで行われるダートラの場合、ラリーに比べれば危険度は低いとも言えますが、それでも常にコースアウトや転倒の危険性はあります。僕自身も十回以上転倒を経験していますが、車にも自分にもきちんとした安全装備を装着していたお陰もあって、幸いなことに怪我らしい怪我はしたことがありません。

また、最近とある練習会で、タイヤかブレーキを暖めるためでしょうか、パドック内をかなりのスピードで暴走している選手を目ました。パドック内には、選手のお連れの方で状況の良く分かっていない方や、小さいお子さんがいる可能性もありますので、パドック内での暴走行為は非常に危険です。まあ、良識ある選手の皆さんには言うまでもないことですが。

もし何か事故があれば、自分や相手だけでなく、主催者やコース側にも迷惑をかけることになりかねません。皆さんも、車両の安全装備の点検(たまにロールバーのボルトが緩んでいたりします)や、走行時の正しいヘルメットの着用(アゴ紐も忘れずに)、長袖・長ズボン・グローブの装着(いくら暑くても必要です)、またパドック内での徐行運転など、是非徹底していただきたいと思います。