全日本ダートラ第七戦@京都コスモスパークの車載カメラ映像です。
 
コース図は写真の通り。
 
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まずは第一ヒート。タイヤは74R。
 

 
コース後半、ギャラリースタンド前を島周りのシケインに向かって入って行くところでハーフスピン。PNの走りを見ていて、ここは路面がヌタヌタで滑りやすくなっており、多くの選手がアンダーを出して失敗していたのを確認していたので、進入はきっちりラインをトレースして入れたのですが、リヤが滑りやすい部分に乗ったところでハーフスピンとなってしまいました。これで約2秒のロス。
 
その後の島周りからの立ち上がりのシケインで少しオーバーアクション気味になりましたが、ハーフスピンした個所以外はイメージ通りで完璧な走りだったので、これならば第二ヒートはいけるなという手応えを掴むことが出来ました。
 
 
そして第二ヒート。タイヤは91R。
 
 
慣熟歩行で確認したところ、心配された路面の荒れた個所もほとんどなく、奥のコーナーの立ち上がり側が少し掘れたくらいで、これならNSXでも全く問題なく走れるなと。昼休みに散水がありましたが、散水されたのはスタートゴール側だけで、コースの奥の方は散水されておらず、天気も良かったので散水された個所も自分のスタートまでには十分乾くと予想して91Rを選択。(NSXの場合フロントには適合サイズの91Rがないので、フロントは87Rを使用しています。)
 
実際スタート直後からグリップ感は問題なく、1コーナー、2コーナーと予想通り路面も乾いていました。しかし、なぜか車の動きがしっくりこない。そして、真ん中ストレートから奥のコーナーに進入して、全開で立ち上がって行こうというところで突然カウンター方向に車が飛ばされました。アクセルを抜いて壁に向かう車をなんとか立て直しましたが、この区間のタイムは第一ヒートから1.3秒遅れ。グリップが良くなって各区間タイムが0.5秒は上がっていますので、実質1.8秒くらいのロスと考えられます。
 
その後もしっくりこない車をなんとか押さえつけ、所々暴れる車をロスを最小限にとどめながら走りましたが、最終コーナーの一つ手前、通称・杉尾コーナーの立ち上がりでまたもカウンター方向に飛ばされアクセルを抜かざるをえず、ラインも大きくアウト側にずれて最終コーナーへの進入ラインも苦しくなってしまいました。杉尾コーナーからゴールまでの区間タイムが第一ヒートとほぼ同じだったので、路面の違いを考えれば二つのコーナーで1秒近いロスになります。
 
結局、第二ヒートで車の動きがピーキーだった原因は、ショックの調整を忘れてウェットセッティングのまま第二ヒートを走ってしまったというお粗末な結果でした。
 
先日のタカタの練習会ではタイムもフィーリングも良かったので、今度こそ優勝出来るように頑張ります!