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今回は2007年の全日本ダートラ第3戦@SSパークの映像をお送りします。

第一ヒートは例によってウェットタイヤの73Rを使用。

ただ、それまでウェットタイヤは185/65-14サイズを使っていたのですが、このSSパークから185/60-15サイズを使うようになりました。DC2に乗り始めた頃に一度73Rの15インチを試したことがあったのですが、当時はあまり15インチを使うメリットがないと判断して、以後は73Rは14インチを使ってきました。しかし、何年か経って自分のドライビングが少し変わってきたことに加え、あらためてN1クラスという出走順を考えた場合に15インチもメリットありと考えたわけですね。

第一ヒートの走りですが、映像では見えませんが、コース奥の島周りのフルターンや、ハイスピードな外周セクションで結構ミスがあり、トップとは約2秒差の6位と大きく出遅れ。しかし、ミスした箇所がハッキリしており、その部分を修正すれば第2ヒートには逆転可能と読んでいました。

第二ヒート開始までの間にもう一度ミスした箇所を洗い出し、昼の完熟歩行ならぬ完熟走行(自分の足で走る!)で第二ヒートの走りをしっかりイメージ。ただ、非常に悩んだのがタイヤチョイス。SSパークの路面は、一見すると表面のやわらかい土が飛んでドライの85Rで行けそうに見えても、実際走ってみると意外とフワフワした感触で微妙な路面。

最後の最後まで悩みましたが、結構念入りに散水されたこともあって73Rをチョイスしてスタート。これがバッチリあたりました。15インチで60扁平ということもあって、ハイスピードセクションでタイヤがヨレる感じもなく、一番路面がドライ寄りだったゴール前のテクニカルセクションでもトラクションに問題なし。結局、第二ヒートでは第一ヒートでのミスをしっかり修正して、ほぼベストといえる走りで会心の逆転優勝!

なにしろ2006年シーズンは1勝も挙げられず悔しい思いをしたこともあり、約2年ぶりとなる優勝がめちゃめちゃ嬉しくて、ゴール後ベストタイム更新のアナウンスを聞いて、車の中で「っしゃー!!」と2~3回叫んでました。たぶん近くにいたオフィシャルはビックリしたでしょうね…